平成16年9月24〜25日
 
 今回の釣行は、カンパチが好調らしいと聞いたこともあり、鹿嶋方面へヒラメとカンパチを狙いに行ってきました。

 初日朝、暗いうちから港に入り、カンパチを狙う。
 メタジを付け、投げる&シャクるや落とす&シャクるを繰り返す。が、掛かるのはサバ。 朝一は、結局、サバ5HITの2GET。

 ちょい遅い朝、七味さんとturikichimasaoさんと合流し、港にて青物&ヒラメを狙う。この回では、1投目のフォールで、ソゲット。その後、七味さんもソゲットしたが、後が続かない。そこで、青物狙いに切り替える。

 が、掛かるのはやっぱりサバ。
 七味さんがお持ちカエルというので、キープして、干物にした。

 そして夕方、turikichimasaoさんとシーバスでもと言っていたのだが、昼寝から覚めるもののダウン。気が付くと、朝の2時半でした。
 
 2日目の朝、雨そぼ降る中、サーフに立つ。風がなくなったからだろう、波数が少なく、波のサイズも丁度いい。

 今日の本命ポイントに入るには、まだちょっと潮位が高いので、まずはヘッドランドで狙う。波打ち際に『キラリ』と光るベイトも見え、思わず『ニヤッ』っとしてしまう。

『釣れちゃうかも・・・』

 潮色は、澄みに近い笹濁りで、流れの具合も早すぎず遅すぎずで丁度いい。またまた『釣れちゃうかも』と思ったのでした。というか、釣れそうなときは、やっぱりそれなりに勘が働くのか、雰囲気や状況からそう頭が勝手に判断しているのか、なんとなく『釣れそう』という気持ちにはなるもの。
 そして今日は、そんな勘が働いていたのでした。

 まずは、やっぱりヒラメに好調なパワーシャッド4インチ No.115をAX3/8にセットする。
 ファーストキャスト・・・ゴミ
 セカンドキャスト・・・ゴミ
『アララ〜?そうなの?そうなの?ゴミばっか?』
 今度はちょっと流れのスジが違う場所にキャストしリトリーブしてみるとゴミが掛からない。
『あそこがゴミ溜まりポイントね、了解!』
そして、そのスジを外しキャストしリフト&フォールする。意識することは、『シャローからかけ下がりに』。そして、何投目だろうか、『ズゴッ』っとロッドが重くなった。
 『来たかっ!?』
 ロッドはやけに重い、『間違いない!ヒラメサイズだ』と思い、リールを巻く。と、
『バシャバシャバシャッ』
足場が高いうえに、ロッドを立てて力みすぎたようだ、ヒラメが海面に浮きすぎて暴れている。
『ヤバッ!』
急いで、魚の引きに合わせロッドを寝せて魚を沈め、再び魚を寄せ始めた。
『よ〜し、よ〜し、寄ってきたぞ。そろそろタモかな。』
帽子を引っ掛けて落とさぬよう、慎重に肩からタモを外し、タモを海面に挿す。が、それに気づいたヒラメがもうひとノシ。
『ぎゅ〜ん』
しかし抵抗もそこまで、次はしっかりとタモにおさまったのでした。
『やった〜!!!!!』
久々のヒラメに興奮し、ひとり小さなガッツポーズをする。計測してみると、50cmジャスト、ふっくらと太ったヒラメでした。

『これはもしかすると活性高いかな?裂波でやってみよう〜っと。』
と、手に入れたばかりの裂波のサバカラーををリーダーにセットしてキャスト。
『う〜ん、いい飛びだ!』

 と感心しながらの数投目に結果が出た。『ゴン、ギュ〜ッ』
 が、重さが足りない、ソゲさんです。

 その後は立ち位置を変え、裂波やパワーシャッドで攻めてみたが、アタリはでず、本命ポイントの時合いとなったのでそっちに向かうことにした。
 本命ポイントには、先行者があり、状況や釣果などを聞いていると、さいがさんのお友達と判明。めったに先行者の傍ではやらないのだが、狙っていたことと、さいがさんのお友達ということもあり、『ここでやってもいいですか?』と了承をとり、20m離れた位置でキャストを始めた。まずは、流れの曲がり角のテトラの際に落とす。
 『ゴリッ』
 『そう、ここまで沈みテトラ入ってるの』
 と、リフト&フォールで沈みテトラの位置を確認しながら、キャストをする。
 『う〜ん、あたらないな・・・先行者の人も結構長いことここで粘ってるから、あらかた主だった場所は攻めてるか・・・』
 では、よしんばアイナメでもと根掛り覚悟でテトラに当てるよう当らぬよう、テトラに向かってキャストする。途中途中でサミングし、飛距離を調節して、テトラから1m以内に落とすよう心がけた。先端から徐々に左側に攻め始めた数投目、ラインスラッグを取り、リフトを1発かけたところで『ズンッ!』
 『アイナメか!根から離さなきゃ!』
 と強引に引くが、動かない。『ぐぐぐっ〜』っとさらに力を込めて引く。すると『ズッ』っと動いた。
 『よし、やっぱ魚だ!』と、実際、テトラなのか魚なのか半信半疑で引っ張っていたのだが、動いたことで魚と確信する。それほどテトラをタイトに攻めていた。
 『来ましたよ!』
と先行者の方に声を掛け、先ほどの『バッタンバッタン』を思いだして、ロッドを寝かせる。
 『これも50あるかな?それともビールビン?』と、その引きの重さを楽しみながら、少しずつ後ろに下がりズリ上げの準備に入る。そしてヒラメの姿が見えた。『そりゃ〜』と、ヒラメの頭を持ち上げ、寄せ波に乗せズリ上げた。上がってきたヒラメは、まったりと砂色に染まりフワッとした、なかなかのサイズ。
 『これも50くらいかな』
 すぐさまメジャーを出し、測ってみると51cm。『うれしいヽ(^O^)ノ』
と、本日2匹もキープサイズを出したので、ここで撤収することとしました。

 今日は、それぞれの50UPを上げたとき、丁度雨でカメラ使えずと、ヒザ上までのウェーディングのため現場に持参せずだったので、釣り上げたときの写真はありませんです。

1匹目

現地で作る釣ったサバの干物

内60cmの発砲スチロールに入れた2匹


茨城県鹿嶋 2004年9月24〜25日(金・土) 
風向: 24日北東強 25日北東微
天気: 24日曇り   25日雨&曇り
潮色: 笹濁り〜澄み 水温: ?
釣果  ヒラメ 50cm/51cm サバ ソゲ
ルアー  パワーシャッド4インチ No.115
 アイマ 裂波 サバカラー

 ちなみにサバは、
 AREA FLAT SARDINE 30g ホロレインボー
 JACKSON GALLOP 20g カタクチ
アクション  リフト&フォール
リグ  AX 3/8oz
ライン  FireLine 18lb
リーダー  銀輪 5号
ロッド  KENCraft SeaBreaker 8.6ft /
 DAIKO PREMIER Bross PBS−1102ML
リール  KENCraft ZESTER VX4000
ヒット時刻
 AM5:30/8:00
ヒット場所  本文参照
特記事項  港内では、カタクチ爆釣。
 前日、サーフでは、鳥山が立ったらしい。
 胃の中からは、カタクチらしき背骨とぐずぐずの身がでてきた。たぶん、昨日の夕方以前の獲物と思われる。

←前の釣行記へ   次の釣行記へ→